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資料詳細
- 資料ID.
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- 資料種別
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- 資料名
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- 歴代宝案巻号
- {{ryu_data.f10}}集 {{ryu_data.f11}}巻 {{ryu_data.f12}}号
- 著者等
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- タイトル
- 中国暦
- {{ryu_data.f17}}年 {{ryu_data.f18}}月 {{ryu_data.f19}}日
- 西暦
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- 曜日
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- 差出
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- 宛先
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- 文書形式
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- 書誌情報
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- 関連サイト情報
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- 訂正履歴
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- 備考
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テキスト
1-41-15 琉球国王より暹羅国あて、読詩等を遣わして速やかな交易を請う咨(一四六九、八、一五)
琉球国王、暹羅国王殿下に移咨す。
恭んで詢ぬるに、賢王の納福康裕なるを慰至と為す。且つ貴国と敝邦と、地遐邈にして風馬牛の相い及ぼざるが如しと雖も、而も舟車の至る所、人力の通ずる所なり。前者船を遣わして彼に適くに、阻留して日久しく、風迅期を過ぐるを致すに因り、海に在りて損失す。是を以て聘問を間闊つ。今、特に正使読詩・通事魏鑑等を差わし、贄を奉じ交聘せしめて以て貿易の宜を申べ、庸て先後の雅意に答う。伏して希わくは笑留せよ。其の船内に亦た瑣砕の方物有りて前来す。乞う、属に令行し作成して早やかに買売を与さしめんことを。風信に赶趁して回帰すれば順便ならん。須らく咨に至るべき者なり。
今礼物を開す
色段五匹 青段二十匹
腰刀五把 扇三十把
大青盤二十個 小青盤四百個
青碗二千個 硫黄二千五百斤
右、暹羅国に咨す
成化五年(一四六九)八月十五日
一、差わす正使 読詩
通事 魏鑑 李進
注(1)風馬牛の相い及ばざる さかりのついた牛馬が互いに求めあっても及ばないほど遠く離れていること。
(2)前者船を遣わして 天順八年の船の遭難をさす。〔四一-〇三〕総注を参照。
(3)贄 礼物。
琉球国王、暹羅国王殿下に移咨す。
恭んで詢ぬるに、賢王の納福康裕なるを慰至と為す。且つ貴国と敝邦と、地遐邈にして風馬牛の相い及ぼざるが如しと雖も、而も舟車の至る所、人力の通ずる所なり。前者船を遣わして彼に適くに、阻留して日久しく、風迅期を過ぐるを致すに因り、海に在りて損失す。是を以て聘問を間闊つ。今、特に正使読詩・通事魏鑑等を差わし、贄を奉じ交聘せしめて以て貿易の宜を申べ、庸て先後の雅意に答う。伏して希わくは笑留せよ。其の船内に亦た瑣砕の方物有りて前来す。乞う、属に令行し作成して早やかに買売を与さしめんことを。風信に赶趁して回帰すれば順便ならん。須らく咨に至るべき者なり。
今礼物を開す
色段五匹 青段二十匹
腰刀五把 扇三十把
大青盤二十個 小青盤四百個
青碗二千個 硫黄二千五百斤
右、暹羅国に咨す
成化五年(一四六九)八月十五日
一、差わす正使 読詩
通事 魏鑑 李進
注(1)風馬牛の相い及ばざる さかりのついた牛馬が互いに求めあっても及ばないほど遠く離れていること。
(2)前者船を遣わして 天順八年の船の遭難をさす。〔四一-〇三〕総注を参照。
(3)贄 礼物。