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資料詳細
- 資料ID.
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- 資料種別
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- 資料名
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- 歴代宝案巻号
- {{ryu_data.f10}}集 {{ryu_data.f11}}巻 {{ryu_data.f12}}号
- 著者等
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- タイトル
- 中国暦
- {{ryu_data.f17}}年 {{ryu_data.f18}}月 {{ryu_data.f19}}日
- 西暦
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- 曜日
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- 差出
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- 宛先
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- 文書形式
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- 書誌情報
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- 関連サイト情報
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- 訂正履歴
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- 備考
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テキスト
1-40-20 琉球国中山王より暹羅国あて、欲沙毎等を遣わして公正な交易を請う咨(一四三六、一〇、一)
琉球国中山王、見に礼儀の事の為にす。
微邦は東海に遠居するも、昔より今に及ぶまで貴国と深交するに縁り、逓年遣使して微誠を礼献するに、常に珍貺を回恵し、及び四海一家を念いて永く往来を通ずるを蒙る。切に照らすに、理として合に特に正使欲沙毎等を遣わし、専ら礼物を齎し、前詣して奉謝せしめて以て遠意を表すべし。幸希わくは海納せよ。更に望むらくは、今差わす人船の装載する磁器は、両平に胡椒・蘇木等の貨を収買するを寛恤せんことを。回国して大明国に貢するに備えん。煩為わくは早やかに発遣し買売せしめんことを。風に趁りて回還すれば便益ならん。今、奉献の礼物を将て開坐し移咨す。施行を請う。須らく咨に至るべき者なり。
今開す
花段五匹 素青段二十匹
腰刀五把 彩色扇三十把
大青盤二十個 小青盤四百個
小青碗二千個 硫黄二千五百斤大 三千斤小
右、暹羅国に咨す
正統元年(一四三六)十月初一日
礼儀の事
咨 只だ船一隻のみを差わす 通事鄭智・梁徳仲の二人去く
注(1)梁徳仲 久米村呉江梁氏(亀嶋家)に通事として名があり、この派遣について記す(『家譜(二)』七五三頁)。
琉球国中山王、見に礼儀の事の為にす。
微邦は東海に遠居するも、昔より今に及ぶまで貴国と深交するに縁り、逓年遣使して微誠を礼献するに、常に珍貺を回恵し、及び四海一家を念いて永く往来を通ずるを蒙る。切に照らすに、理として合に特に正使欲沙毎等を遣わし、専ら礼物を齎し、前詣して奉謝せしめて以て遠意を表すべし。幸希わくは海納せよ。更に望むらくは、今差わす人船の装載する磁器は、両平に胡椒・蘇木等の貨を収買するを寛恤せんことを。回国して大明国に貢するに備えん。煩為わくは早やかに発遣し買売せしめんことを。風に趁りて回還すれば便益ならん。今、奉献の礼物を将て開坐し移咨す。施行を請う。須らく咨に至るべき者なり。
今開す
花段五匹 素青段二十匹
腰刀五把 彩色扇三十把
大青盤二十個 小青盤四百個
小青碗二千個 硫黄二千五百斤大 三千斤小
右、暹羅国に咨す
正統元年(一四三六)十月初一日
礼儀の事
咨 只だ船一隻のみを差わす 通事鄭智・梁徳仲の二人去く
注(1)梁徳仲 久米村呉江梁氏(亀嶋家)に通事として名があり、この派遣について記す(『家譜(二)』七五三頁)。