歴代宝案訳注本
1-40-14 琉球国中山王より暹羅国あて、均周佳等を遣わし、前例により官買を行わないことを請う咨(一四三三、九、一八・宣徳八年)

資料詳細

資料ID.
y0933
資料種別
歴代宝案訳注本
資料名
歴代宝案訳注本第2冊
歴代宝案巻号
1集 040巻 14号
著者等
和田久徳(訳注)
タイトル
1-40-14 琉球国中山王より暹羅国あて、均周佳等を遣わし、前例により官買を行わないことを請う咨(一四三三、九、一八・宣徳八年)
中国暦
宣徳80918
西暦
14331030
曜日
差出
【琉球】中山王(尚巴志)
宛先
【東南アジア】暹羅(タイ)
文書形式
書誌情報
和田久徳(訳注)、財団法人沖縄県文化振興会公文書館管理部史料編集室(編)『歴代宝案 訳注本第2冊』沖縄県教育委員会、1997年
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1-40-14 琉球国中山王より暹羅国あて、均周佳等を遣わし、前例により官買を行わないことを請う咨(一四三三、九、一八)
琉球国中山王、見に礼儀の事の為にす。
今、正使均周佳等を遣わし礼物を堅齎し、貴国に前詣し奉献せしめて以て芹忱を表す。幸希わくは海納せよ。更に冀わくは今、人船の装載する磁器等の物は、両平に胡椒・蘇木等の貨を収買せしめんことを。回国して応に大明の御前に進貢するに備うべし。煩為わくは前に照らして官買を停行し、貿易を寛容し以て回還せしめんことを。四海一家、永く往来を通ぜしむれば誠に便益と為すに庶からん。今、奉献の礼物を将て開坐し移咨す。施行せよ。須らく咨に至るべき者なり。
今開す
官段五匹 青段二十匹
腰刀五把 摺紙扇三十把
大青盤二十個 小青盤四百個
小碗二千個 硫黄二千五百斤
右、暹羅国に咨す
宣徳八年(一四三三)九月十八日
礼儀の事          通事梁徳伸
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