琉球王国交流史・近代沖縄史料デジタルアーカイブ

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資料詳細

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1-37-07 世子尚賢の、隆武帝の即位を慶賀する表(一六四六、二、□)
琉球国中山王世子臣尚賢、恭しく皇上の大宝に尊登するに遇い、普天と慶を同にす。臣尚賢、誠歓誠忭稽首頓首し謹んで表を奉りて賀を称する者なり。伏して以うに、紫極あり、天は四海を開き、乾坤を再闢に仰ぎ、瑤図あり、嶽は万年に鞏く、暦世を卜うに、以て五百歳の方与に欣逢し十八伝の首出ずるを快観すること無し。臣民慶び洽い、遐邇歓騰す。恭んで惟うに皇帝陛下、允に厥の中を執り庶物に明るく、学躬の韋布に光明より緝煕なる有り。生まれながらにして神霊あり、更に聞諫に拡充す。温仁恭倹にして志は徒さず。文景の小康、聖武の神あり。文功必ず存して商周大いに定まる。昔に在りては南陽に鳳翥り祥いに白水の讖を膺け、茲に閩海に竜の飛ぶに逢い瑞くも玄圭の錫を応く。是れ真に振古中興の盛にして千秋有道の長たる者なり。臣等幸いに唐虞の依りて日月を光かすに際し、天保の九を矢うも未だ罄く宜しきを尽くさず、嵩響の三を聴き喜びて同に効順す。伏して願わくは、皇霊赫濯として征有るも戦無く、東西の後を徯つの思いを慰め、聖武もて昭らかに宣べ徳を懐い威を畏れしめて南北の鐘𥲤の旧を復し、庥烈を将て比ぶれば高帝より隆くして、膚功は上せて玄穹に配られんことを。臣等、天を瞻み聖を仰ぎ歓忭踊躍の至りに任うる無し。謹んで表を奉り賀を称して以聞す。
隆武二年(一六四六)二月 日 琉球国中山王世子臣尚賢、謹んで上表す

注(1)瑤図 図は河図(易の八卦の基になった図)。瑤は美称。
(2)方与 方輿に同じ。大地。
(3)十八伝の首 十八代の皇帝の意。明は崇禎帝までで十七代。
(4)允に厥の中を執り 誠にその中庸の道をとり守る。王者の守るべき徳。
(5)韋布 なめし皮の帯と布の衣。質素な服装。
(6)文景の小康 漢の文帝とその子景帝は賢主で、天下が安泰に治まったこと。
(7)聖武の神 聖武は智徳完備の武勇、また漢の武帝。神は徳のきわめて高い者。
(8)商周 殷と周。なお文功は周の文王の功績の意か。
(9)白水の讖 後漢光武帝が白水郷から興起する予言。
(10)玄圭の錫 玄圭は黒色の玉。禹王の治水事業の成功に当り、帝尭が贈った。
(11)嵩響の三 嵩呼に同じ。〔一三-〇七〕注(19)参照。
(12)赫濯 光り輝くさま。
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