歴代宝案訳注本
1-41-16 琉球国王より満剌加国あて、安遠路等を遣わして前年の乗組員の違法行為に対する処置を講じたことを知らせ、速やかな交易を請う咨(一四七〇、□・成化六年)

資料詳細

資料ID.
y0965
資料種別
歴代宝案訳注本
資料名
歴代宝案訳注本第2冊
歴代宝案巻号
1集 041巻 16号
著者等
和田久徳(訳注)
タイトル
1-41-16 琉球国王より満剌加国あて、安遠路等を遣わして前年の乗組員の違法行為に対する処置を講じたことを知らせ、速やかな交易を請う咨(一四七〇、□・成化六年)
中国暦
成化6
西暦
1470
曜日
差出
【琉球】中山王(尚徳)
宛先
【東南アジア】満剌加(マレーシア)
文書形式
書誌情報
和田久徳(訳注)、財団法人沖縄県文化振興会公文書館管理部史料編集室(編)『歴代宝案 訳注本第2冊』沖縄県教育委員会、1997年
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1-41-16 琉球国王より満剌加国あて、安遠路等を遣わして前年の乗組員の違法行為に対する処置を講じたことを知らせ、速やかな交易を請う咨(一四七〇、□)
琉球国王、満剌加国王殿下に移咨す。
恭んで審らかにするに、賢王、英資は天錫にして地方を継統し、徳沢は生霊を被い声華は遠邇に揚ぐ。肇めて先君の開基してより永く盟好を通じ偎質を紹承す。良に惟うに蕞爾なるも襲廕して聊か恪恭を致す。特に優容を賜い、仍お饋恵を承け、銘刻して忘れず。今、正使安遠路・通事陳泰等を遣わし、咨文及び回礼の物を齎し詣前して酬献せしむ。伏して惟う、見納すれば欣慰常に倍す。前歳多く下人の故に禁令に違い、事を作すの無端なる有り。咨文至るの日、聞知し随即に区処す。今後儻し使をして常儀を失う有らしむれば、望希むらくは言回せんことを。示すに懲を以てせん。尚わくは両負無く、永く一盟を協せん。其の船内に瑣砕の方物を装載し、彼に適きて互相に奇貨を易換す。乞う、属に令行して作成せしめんことを。風信に赶趁し回還すれば利便ならん。須らく咨に至るべき者なり。
今礼物を開す
色段五匹 青段二十匹
腰刀五把 扇三十把
大青盤二十個 小青盤四百個
青碗二千個
右、満剌加国に咨す
成化六年(一四七〇) 月


注(1)偎質 したしみなじんだ間柄。
(2)襲廕 父祖の官爵をうけつぐ。ここでは尚円の即位をさすか。尚円の即位については〔〇一-二一〕総注・〔〇一-一八〕注(1)参照。
(3)前歳…無端なる有り 〔三九-〇八〕参照。
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