琉球王国交流史・近代沖縄史料デジタルアーカイブ

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資料詳細

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1-39-04 満剌加国王より琉球国王あて、返礼の書簡(一四六七、三、二〇)
満剌加国王、謹んで琉球国王殿下に奉る。
蓋し聞く、土有れば此れ生有り、生有れば此れ用有り。苟くも貨生の闊殖を以てせざれば、又奚んぞ生用の足自を得んや、と。稔知するに、上国の民生富庶にして物産豊登なるは、此れ賢王の仁徳の至りに由る。之れ天下、九天の下天下に知らしむるなり。弊邦相い去るも、交遠の情愈々堅く既に数載の余なるに因り、使臣・頭目・通事等を差わし宝物を装載し到来するを蒙る。咨典は後に収辦す。礼信の往来、嘗嘗に懐に銘刻す。人を差わし前来するを行わんと欲して未便なるも、此れを准くるを蒙るが如きは未だ尽さず。茲者特に謹んで礼物を齎堅し、上国王殿下に前来す。乞望わくは笑留すれば是幸なり。以て寸忱を叙べん。使臣の頭目の交遊する有り、称晴して以て畢れば風迅にて回還せしむ。須らく奉に至るべき者なり。
今、礼物を開す
好三連打布二十匹
椒達布十匹 細椒達布九匹
南嗼哪布十一匹
共に計五十匹
成化三年(一四六七)三月二十日

注(1)稔知 審らかに知る。
(2)称晴 称情に同じか。心にかなう、の意。
(3)風迅 迅は同音の汛と同じに用いられていて、季節風のこと。〔〇六-〇一〕注(13)参照。
(4)好三連打布 ベンガル産の上質の綿織物シャウタル(chautar)の一種か。『瀛涯勝覧』榜葛剌国(ベンガル)の条に「沙榻児。闊二尺五、六寸。長四丈余。如好三梭布一般」とある。トメ・ピレス『東方諸国記』は三種類のシャウタルがあると記す(一九七頁および一九八頁訳注を参照)。マラッカで珍重され高価で重要な交易品となっていた各種ベンガル産織物のうちのひとつである。小川博『馬歓 瀛涯勝覧訳注』吉川弘文館、一九六九年、一五七-一六六頁他、またA.Kobata,M.Matsuda.1969.Ryukyuan Relations with Korea and South Sea Countries.Kyoto,pp.194-5.を参照。『歴代宝案』にある「左達」「椒達布」「細椒達布」「紹達布」「細紹達布」(細は上質の意味)は、シャウタルのことである。
(5)椒達布 前注(4)を参照。
(6)南嗼哪布 ベンガル産の織物のマモナ(mamona)か。トメ・ピレス『東方諸国記』一九八頁、訳注参照。また前注(4)に引用のA.Kobata,M.Matsuda.p.108.を参照のこと。『歴代宝案』にあらわれる「南母掌」「南母□」「林母掌」は同じものか。
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TEL:098-888-3939 / FAX:098-888-3944
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