琉球王国交流史・近代沖縄史料デジタルアーカイブ

文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大

MENU

  • TOP
  • お知らせ
  • 琉球王国交流史
    • 詳細検索
    • 交流史資料紹介
    • もっと知りたい交流史
    • 歴史年表
  • 近代沖縄史料
    • 詳細検索
    • 近代沖縄と新聞
    • もっと知りたい近代沖縄
    • 歴史年表
  • 本サイトについて
  • アンケート

琉球王国交流史

Top   »  詳細検索   »  検索結果   »  資料詳細

{{ryu_data.f5}}

資料詳細

資料ID.
{{ryu_data.f32}}
資料種別
{{ryu_data.f5}}
資料名
{{ryu_data.f7}}
歴代宝案巻号
{{ryu_data.f10}}集 {{ryu_data.f11}}巻 {{ryu_data.f12}}号
著者等
{{ryu_data.f30}}
タイトル
中国暦
{{ryu_data.f17}}年 {{ryu_data.f18}}月 {{ryu_data.f19}}日
西暦
{{ryu_data.f13}}年 {{ryu_data.f14}}月 {{ryu_data.f15}}日
曜日
{{ryu_data.f16}}
差出
{{ryu_data.f21}}
宛先
{{ryu_data.f22}}
文書形式
{{ryu_data.f26}}
書誌情報
{{ryu_data.f27}}
関連サイト情報
訂正履歴
{{ryu_data.f24}}
備考
{{ryu_data.f33}}
データの著作権・利用規約 PDFを保存

テキスト

PDF

1-39-02 朝鮮国王李祹より琉球国王あて、返礼の書簡と別幅(一四三一、一二、□)
朝鮮国王李祹、琉球国王殿下に奉復す。
我国と貴邦と、世々信睦を敦くするも、海道遼夐なるに縁り、以て多年の疎曠を致す。今、王、先君の好を維がんことを思い、専使もて来聘し、仍お礼貺を恵み、更に示すに交通往来の義を以てす。寡人深く用て喜謝す。庶わくは此の心を堅くして以て終誉を永くせんことを。豈に美ならざらんや。不腆の土宜もて聊か微誠を表す。切に希わくは領納せんことを。冬寒ければ冀わくは時に順い保重せんことを。不宣。
宣徳六年(一四三一)十二月 日
朝鮮国王李祹
別幅
黒細麻布一十五匹
白細苧布一十五匹
満花席一十五張
虎皮五領
人参一百斤
松子二百斤

注*本文書は〔四〇-一〇〕に対する返書で、咨文でなく書簡の体裁をとっている。また『李朝実録』世宗十三年(宣徳六)十二月丁酉(六日)の条に記載されている。
(1)朝鮮国 李氏朝鮮(一三九二-一九一〇年)。高麗朝の武将李成桂がクーデターで建国。都を漢城(ソウル)に置き、儒教を国教として官僚国家体制を整備し、明を宗主国とし、日本・琉球などと友好関係を維持した。その後、党争により国政が乱れる中、十六世紀末に豊臣秀吉の侵略を受けて国土が荒廃し、十七世紀には後金(清)の攻撃を受け、これに従属した。十九世紀には欧米列強や日本が進出し、のちには遂に日本が併合した。
『歴代宝案』中の朝鮮に関わる文書は十九通で、年代上二つに大別できる。一つは十五世紀の六通、一つは明末期の十三通である。明末期のものは両国の朝貢使節を介して北京で受け渡しされたが、届かなかったと思われる文書も多い。なお、『歴代宝案』には収録されていない弘治十三年(一五〇〇)の、朝鮮国王李㦕から琉球国王あて書簡(都城島津家所蔵)一通が現存する。糸数兼治「朝鮮国王李書翰について」(沖縄県教育委員会文化課紀要、六号、一九九〇年)にその写真と解説がある。
李朝は、中国の実録の制を採り入れ、太祖実録以下各王について実録を書き継いだ。これを総称して『李朝実録』といい、李朝の歴史の体系的基本史料となっている。『李朝実録』中の琉球国関係史料については、『中国・朝鮮の史籍における日本史料集成 李朝実録之部(一)-(十一)』国書刊行会 昭和五一-平成七年、および和田久徳他「李朝実録の琉球国史料(訳注)(一)-(十二)」『南島史学』三六-三九・四三-四七・四九-五一号 平成二-十年を、『李朝実録』の刊本や『李朝実録』を利用した研究については「李朝実録の琉球国史料(訳注)(一)」の解題を参照のこと。なお朝鮮国に関連する文書の訳注には朝鮮総督府『朝鮮語辞典』大正九年、復刻 国書刊行会 昭和四十九年、を参照した。
(2)李祹 第四代国王、世宗。在位一四一八-五〇年。
(3)奉復す ご返事申し上げます、の意。
(4)寡人 王侯の自称の謙辞。
(5)保重 自重。身を大切にする。
(6)満花席 花模様を織りこんだ敷物。
(7)人参 朝鮮人参。ウコギ科の多年草。薬用とする。
(8)松子 松の実。食用とする。
900

琉球王国交流史・近代沖縄史料デジタルアーカイブ

問い合わせ先:沖縄県教育庁文化財課

TEL:098-888-3939 / FAX:098-888-3944
MAIL:aa318005@pref.okinawa.lg.jp

© 2021 - 2025 琉球王国交流史・近代沖縄史料デジタルアーカイブ

TOP