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資料詳細
- 資料ID.
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- 資料種別
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- 資料名
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- 歴代宝案巻号
- {{ryu_data.f10}}集 {{ryu_data.f11}}巻 {{ryu_data.f12}}号
- 著者等
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- タイトル
- 中国暦
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- 西暦
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- 曜日
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- 差出
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- 宛先
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- 文書形式
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- 書誌情報
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- 関連サイト情報
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- 訂正履歴
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- 備考
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テキスト
1-31-20 国王尚永の、進貢謝恩のため王舅馬良弼等を遣わす執照(一五七九、一二、一一)
琉球国中山王尚(永)、進貢、謝恩等の事の為にす。
今、特に王舅馬良弼を遣わし、長史鄭迵等と同に、表文一通を齎捧せしむ。本国の小船二隻に坐駕し、共に馬六匹・生硫黄一万斤・金靶鞘腰刀二把・銀靶鞘腰刀二把・紅漆螺鈿鞘鍍金銅結束衮刀一十把・紅漆鞘鍍金銅結束衮刀一十把・紅漆螺鈿鞘鍍金銅結束腰刀二十把・紅漆鞘鍍金銅結束腰刀四十把・黒漆鞘銅結束腰刀六十把・鍍金銅結束線穿鉄甲一領・鍍金銅線穿手套一付・線穿鉄護腿一付・貼金鉄護臁一付・頭盔一頂・金箔彩画屛風一対・両面泥金扇二百把・泥金水墨画扇一百五十把・貼片金水墨画扇二百把・貼金穿馬鉄甲二付・貼金馬鉄面二個・土夏布一百匹・蘇木二千斤・倭銅五百斤を載して、京に赴き進貢し謝恩す。所拠りて今差去する人員は、別に文憑無くば誠に所在の官司の盤阻して便ならざるを恐る。王府、除外に今、宙字二十三号半印勘合執照を給して通事林璋等に付し、収執して前去せしむ。如し経過の関津把隘の去処及び沿海巡哨の官軍の験実に遇わば、即便に放行し、留難して因って遅悞して便ならざるを得しむる毋れ。所有の執照は須らく出給に至るべき者なり。
今開す 赴京の
王舅一員 馬良弼
長史一員 鄭迵
使者一員 馬勝先
通事一員 林世茂
存留在船使者一員 甘美寿
存留在船通事一員 林璋
入監して習礼する官生三員 鄭週 蔡常 鄭迪
人伴三十五名
管船火長・直庫二名 梁応 彭金
梢水共に一百二十名
万暦七年(一五七九)十二月十一日給す
右の執照は通事林璋等に付し、此れに准ぜしむ
進貢謝恩等の/事の為にす 執照
注*『明実録』万暦八年十月乙丑の条に関連の記事がある。
(1)林璋 ?-一五八九年。久米村林氏(名嘉山家)六世。都通事に至る(『家譜(二)』九二一頁)。
(2)鄭週 生没年不詳。久米村鄭氏(湖城家)九世。長史(『家譜(二)』九三七頁)。
(3)蔡常 生没年不詳。久米村蔡氏(儀間家)七世(『家譜(二)』二五七頁)。
琉球国中山王尚(永)、進貢、謝恩等の事の為にす。
今、特に王舅馬良弼を遣わし、長史鄭迵等と同に、表文一通を齎捧せしむ。本国の小船二隻に坐駕し、共に馬六匹・生硫黄一万斤・金靶鞘腰刀二把・銀靶鞘腰刀二把・紅漆螺鈿鞘鍍金銅結束衮刀一十把・紅漆鞘鍍金銅結束衮刀一十把・紅漆螺鈿鞘鍍金銅結束腰刀二十把・紅漆鞘鍍金銅結束腰刀四十把・黒漆鞘銅結束腰刀六十把・鍍金銅結束線穿鉄甲一領・鍍金銅線穿手套一付・線穿鉄護腿一付・貼金鉄護臁一付・頭盔一頂・金箔彩画屛風一対・両面泥金扇二百把・泥金水墨画扇一百五十把・貼片金水墨画扇二百把・貼金穿馬鉄甲二付・貼金馬鉄面二個・土夏布一百匹・蘇木二千斤・倭銅五百斤を載して、京に赴き進貢し謝恩す。所拠りて今差去する人員は、別に文憑無くば誠に所在の官司の盤阻して便ならざるを恐る。王府、除外に今、宙字二十三号半印勘合執照を給して通事林璋等に付し、収執して前去せしむ。如し経過の関津把隘の去処及び沿海巡哨の官軍の験実に遇わば、即便に放行し、留難して因って遅悞して便ならざるを得しむる毋れ。所有の執照は須らく出給に至るべき者なり。
今開す 赴京の
王舅一員 馬良弼
長史一員 鄭迵
使者一員 馬勝先
通事一員 林世茂
存留在船使者一員 甘美寿
存留在船通事一員 林璋
入監して習礼する官生三員 鄭週 蔡常 鄭迪
人伴三十五名
管船火長・直庫二名 梁応 彭金
梢水共に一百二十名
万暦七年(一五七九)十二月十一日給す
右の執照は通事林璋等に付し、此れに准ぜしむ
進貢謝恩等の/事の為にす 執照
注*『明実録』万暦八年十月乙丑の条に関連の記事がある。
(1)林璋 ?-一五八九年。久米村林氏(名嘉山家)六世。都通事に至る(『家譜(二)』九二一頁)。
(2)鄭週 生没年不詳。久米村鄭氏(湖城家)九世。長史(『家譜(二)』九三七頁)。
(3)蔡常 生没年不詳。久米村蔡氏(儀間家)七世(『家譜(二)』二五七頁)。