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資料詳細
- 資料ID.
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- 資料種別
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- 資料名
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- 歴代宝案巻号
- {{ryu_data.f10}}集 {{ryu_data.f11}}巻 {{ryu_data.f12}}号
- 著者等
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- タイトル
- 中国暦
- {{ryu_data.f17}}年 {{ryu_data.f18}}月 {{ryu_data.f19}}日
- 西暦
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- 曜日
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- 差出
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- 宛先
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- 文書形式
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- 書誌情報
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- 関連サイト情報
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- 訂正履歴
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- 備考
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テキスト
1-27-01 世子尚質の、勅書を受け、皇帝と皇后への慶賀のため王舅馬宗毅等を遣わす符文(一六五三、二、二七)
琉球国中山王世子尚(質)、慶賀の事の為にす。
照得するに、順治九年(一六五二)七月内、天使謝必振等、勅書一道を捧齎して国に到るを奉ず。迎え至りて、吉を択びて八月初十日、王城に開読し、此れを欽み、欽遵す。此の為に今、特に王舅・正議大夫・使者・都通事・通事等の官の馬宗毅・蔡祚隆等を遣わし、咨を齎し表を捧じて海船一隻に坐駕し、任土の方物の金缶一対共に重さ六十両六銭八分・銀缶一対共に重さ五十両六銭・細嫩土蕉布一百匹・漂白細嫩土苧布一百匹・細嫩黄色蕉布一百匹・細嫩赤色蕉布一百匹・泥金彩画帷屛一対・満面泥金扇五十把・満面泥銀扇五十把・紅花一百斤・胡椒二百斤・蘇木一千斤を装載し、皇上に進奉し慶賀せしむ。復た金粉匣一対共に重さ七両四銭六分・銀粉匣一対共に重さ七両二銭一分・満面泥金扇二十把・満面泥銀扇二十把・細嫩土蕉布二十匹・漂白細嫩土苧布二十匹は中宮殿下に進奉す。
差去する員役は、別に文憑無くば誠に所在の官司の盤阻して便ならざるを恐る。仁字第七十四号半印勘合符文を都通事王明佐等に給し、収執して前去せしむ。如し経過の関津把隘の去処及び沿途の官軍の験実に遇わば、即便に放行し、留難し遅悞して便ならざるを得しむる毋れ。須らく符文に至るべき者なり。
計開 赴京の
王舅一員 馬宗毅 人伴十五名
正議大夫一員 蔡祚隆 人伴九名
使者一員 冨自盛 人伴七名
都通事一員 王明佐 人伴六名
存留在船使者二員 孫光用 馬時盛 人伴六名
存留在駅通事二員 鄭宗善 蔡国器 人伴六名
管船火長・直庫二名 孫自昌 蘭鮑
右の符文は都通事王明佐等に付し、此れに准ぜしむ
順治十年(一六五三)二月二十七日
符文
注*この進貢に関する記事が『清実録』順治十年閏六月戊子・十一年三月丁酉・同年四月丁丑・同年六月甲申の各条にある。
(1)六十両六銭八分 対応する執照〔三四-〇二〕には六十六両六銭八分とあり、六を脱か。
(2)存留在駅通事 存留通事〔二七-一〇〕注(3)に同じか。
琉球国中山王世子尚(質)、慶賀の事の為にす。
照得するに、順治九年(一六五二)七月内、天使謝必振等、勅書一道を捧齎して国に到るを奉ず。迎え至りて、吉を択びて八月初十日、王城に開読し、此れを欽み、欽遵す。此の為に今、特に王舅・正議大夫・使者・都通事・通事等の官の馬宗毅・蔡祚隆等を遣わし、咨を齎し表を捧じて海船一隻に坐駕し、任土の方物の金缶一対共に重さ六十両六銭八分・銀缶一対共に重さ五十両六銭・細嫩土蕉布一百匹・漂白細嫩土苧布一百匹・細嫩黄色蕉布一百匹・細嫩赤色蕉布一百匹・泥金彩画帷屛一対・満面泥金扇五十把・満面泥銀扇五十把・紅花一百斤・胡椒二百斤・蘇木一千斤を装載し、皇上に進奉し慶賀せしむ。復た金粉匣一対共に重さ七両四銭六分・銀粉匣一対共に重さ七両二銭一分・満面泥金扇二十把・満面泥銀扇二十把・細嫩土蕉布二十匹・漂白細嫩土苧布二十匹は中宮殿下に進奉す。
差去する員役は、別に文憑無くば誠に所在の官司の盤阻して便ならざるを恐る。仁字第七十四号半印勘合符文を都通事王明佐等に給し、収執して前去せしむ。如し経過の関津把隘の去処及び沿途の官軍の験実に遇わば、即便に放行し、留難し遅悞して便ならざるを得しむる毋れ。須らく符文に至るべき者なり。
計開 赴京の
王舅一員 馬宗毅 人伴十五名
正議大夫一員 蔡祚隆 人伴九名
使者一員 冨自盛 人伴七名
都通事一員 王明佐 人伴六名
存留在船使者二員 孫光用 馬時盛 人伴六名
存留在駅通事二員 鄭宗善 蔡国器 人伴六名
管船火長・直庫二名 孫自昌 蘭鮑
右の符文は都通事王明佐等に付し、此れに准ぜしむ
順治十年(一六五三)二月二十七日
符文
注*この進貢に関する記事が『清実録』順治十年閏六月戊子・十一年三月丁酉・同年四月丁丑・同年六月甲申の各条にある。
(1)六十両六銭八分 対応する執照〔三四-〇二〕には六十六両六銭八分とあり、六を脱か。
(2)存留在駅通事 存留通事〔二七-一〇〕注(3)に同じか。