歴代宝案訳注本全15冊刊行記念連続講座第2回「宝案にみる漂流・漂着と送還体制」を開催しました。
2022年10月22日(土)、歴代宝案編集委員の赤嶺守氏(名桜大学大学院特任教授)をお招きして、「宝案にみる漂流・漂着と送還体制」と題して講演をしていただきました。
講座では、中国へ渡った琉球人の漂着事例について、宝案の記載や或いは記載されていない偽装難民の実態なども織り交ぜながら解説していただきました。また、琉球王国末期の台湾遭難事件や脱清人の中国への偽装難民など、大きな時代のうねりの陰には漂着事件があった、との熱のこもった語り口に、受講者は熱心に耳を傾けていました。
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