歴代宝案訳注本全15冊刊行記念催事(シンポジウム・連続講座・特別展示)について

今年3月、『歴代宝案』訳注本全15冊の刊行が完結いたしました。これを記念し、沖縄県教育委員会主催によるシンポジウム・連続講座・特別展示を行います。この機会に、琉球王国時代、444年の長きにわたり記録されてきた外交文書集『歴代宝案』から私達は何を学び、何を伝えることができるのか、一緒に考えてみませんか。なお、シンポジウム・連続講座は事前予約制です。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

1.シンポジウム「琉球王国の外交文書―よみがえる『歴代宝案』
(1)主催 沖縄県教育委員会、共催 沖縄県立博物館・美術館
(2)日時 令和4年12月3日(土)14:00~17:00(開場13:30)
(3)会場 沖縄県立博物館・美術館3F講堂、定員140席、入場無料、事前予約制 *終了しました。
(4)内容 
【基調講演】 濱下武志(公益財団法人東洋文庫研究部長、東京大学名誉教授)
「歴代宝案から考えるグローバル・ヒストリー-東アジア海域論の再構成-」
【パネルディスカッション】
・コーディネーター
渡辺美季(東京大学大学院准教授)
・パネリスト
赤嶺 守(名桜大学大学院特任教授)
生田 滋(大東文化大学名誉教授) *都合によりご欠席となりました。
金城正篤(琉球大学名誉教授)
田名真之(沖縄県立博物館・美術館長)
西里喜行(琉球大学名誉教授)
濱下武志(公益財団法人東洋文庫研究部長、東京大学名誉教授)
(5)受付 事前申込11/14(月)~ 定員に達し次第〆切

2.連続講座
(1)主催 沖縄県教育委員会 
(2)会場 沖縄県公文書館 閲覧展示棟講堂(沖縄県南風原町字新川148-3)各回定員40名、入場無料、事前予約制
(3)日程および内容(各回 14:00~15:30)
【第1回】10月15日(土) *10月3日(月)予約開始  *終了しました。
 「宝案入門―海で世界とつながる琉球人」
  講師:冨田千夏(琉球大学附属図書館保存公開係長)

【第2回】10月22日(土) *10月14日(金)予約開始  *終了しました。
 「宝案にみる漂流・漂着と送還体制」
  講師:赤嶺 守(名桜大学大学院特任教授)

【第3回】10月29日(土)*10月21日(金)予約開始   *終了しました。
 「宝案から読み解く琉球の交易ネットワーク」
  講師:濱下武志(公益財団法人東洋文庫研究部長、東京大学名誉教授)

【第4回】11月5日(土)*10月28日(金)予約開始   *終了しました。
 「王国末期の外交課題と宝案」
  講師:西里喜行(琉球大学名誉教授)

【第5回】11月12日(土)*11月4日(金)予約開始   *終了しました。
 「宝案と家譜記録」
  講師:田名真之(沖縄県立博物館・美術館長)

3 特別展示「よみがえる王国の記録『歴代宝案』―ゆきかうヒト・モノ―」
(1)主催 沖縄県教育委員会、共催 沖縄県立博物館・美術館
(2)会期 令和4年11月15日(火)~令和5年2月12日(日)
(3)会場 沖縄県立博物館・美術館 博物館常設展示 美術工芸・歴史部門展示室
(4)観覧料 博物館常設展観覧料(一般530円/高大生270円/県外小中生150円)

*シンポジウム・連続講座のご予約、お問合せ
沖縄県教育庁文化財課史料編集班 電話098-888-3939・FAX098-888-3944
(平日:月曜~金曜9:00~17:00)

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