出前授業のご報告(県立泊高等学校)

 2025年2月6日(木)、沖縄県立とまり高等学校定時制課程(午前部)の世界史探究・地理探究の受講生を対象に「崇元寺から見る琉球の歴史」と題した出前授業を行いました。

 崇元寺は現在の那覇市泊1丁目にあった臨済宗の寺院です。歴代国王の位牌がまつられた国廟でしたが、沖縄戦で消失してしまいました。現在は国指定建造物の旧崇元寺第一門及び石牆せきしょうなどが残されています。

 授業の前半では、現地調査として崇元寺公園へ足を運び、石門や下馬碑げばひ馬鞭うまむち御嶽うたき、遺構の模型などを観察しながら、崇元寺の歴史を学習しました。

崇元寺石門について説明を受ける生徒たち
崇元寺の建物・遺構を確認する
諭祭について説明を受ける生徒たち

 後半は、教室へ移動し、「奉使琉球図」などの絵図を用いながら、崇元寺で諭祭ゆさいと呼ばれる前代の国王を弔う儀式が行われていたことを確認しました。また、崇元寺に関する史料(琉球王国の外交文書集である『歴代宝案』など)を用いながら、崇元寺の創建年代について考えるグループワークを行いました。

 本授業を受講した生徒からは、「崇元寺には位牌が置かれていて神聖な場所ということがわかった」などの感想が寄せられました。

 *崇元寺に関する教材は「もっと知りたい交流史」デジタル教材を参照ください。